布おむつにする効果とは?
 



今や紙おむつは全盛期を迎えています。

30年程前には紙おむつはほとんど使われていませんでした・・・


赤ちゃんの脳は生まれてから3才になるまでに約80%出来上がります。

そして、赤ちゃんは五感で感じたものを脳に吸収します。


ということは、おしりが気持ち悪いと触覚が感じた場合、

「いやだ」という不快の感覚を泣いて表現することが出来、

おむつ交換をすることで不快〜快の感覚を体験します。


自己主張の第一歩ということです。


また、紙おむつの高分子吸収体は、おしっこを吸収するだけでなく、

赤ちゃんはおむつがぬれていてもそんなに気にならないため、

長い時間汚れたおむつで過ごすことになります。


赤ちゃんが感じなくても、紙おむつの中はぬれています。



それに加えて、紙おむつに含まれるアレルギーの原因になる化学物質やアンモニア、

高温多湿の中で発育するばい菌にも長時間さらせることによって、

紙おむつの赤ちゃんにおむつかぶれが多く起こります。


(布おむつ7%に対して紙おむつ61%−某紙おむつ会社による調査結果もあります)



布おむつは濡れた感覚が赤ちゃん自身にすぐにわかります。

濡れた感覚によって不快感、替えてもらったおむつ替えの行為に、

実は子育ての重要なポイントがあったのです。


人間の感覚器官を育てるために、最も重要とされている感覚が育っているのです。

生まれた直後の感触経験が不足すると、やがて思春期を迎えた頃、

人との関わりが苦手で、空想の世界に逃避しがちになると警告する学者もいます。


この学習は不快感を泣いて訴えれば来てくれる大人への信頼感も結果として育てます。

そしてスキンシップも生まれます。


また、大人の側も子どもの欲求に自分を自然に合わせていくことができるようになります。

紙おむつは濡れた感覚が赤ちゃん自身にわかりにくいことが長所とされています。


濡れたことが大人が見てわかるようになっているものもありますが、

それでは感覚は育ちません。



今、子育ての中で一番大切とされている親子の基本的信頼関係が、

育っていく上でも布おむつの大切さは見直される時がきていると言えます。

経済的な理由からも、兄弟、親戚と使いまわしのできる布おむつは利点があります。

 


   

 


○そこで、紙おむつの素材にはどんな成分が配合され、それによる体の影響がどんなものかを考えたいと思います。


紙おむつの成分って?



ナトリウムポリアクリレート  
これが、高分子超吸収体の成分です。ぬれるとジェル状になって、それ自体100倍の水分を吸収することができます。
赤ちゃんの生殖器にくっついてアレルギーを起こします。
赤ちゃんの肌荒れ、出血、発熱、嘔吐と細菌感染を起こすことが知られています。

ラットを使った実験では、出血、心肺停止、そして死亡が報告されています。
1985年には、ショック死に関連があるとして、タンポンに使われるのが禁止されました。
わずか5gほどですが、紙おむつを誤飲した子供の死亡例もあります。
女性生殖器の機能障害を起こし、傷の治りが遅れ、その製造工場では従業員の体重減少が報告されています。

ダイオキシン 
紙おむつの製造過程で、紙おむつを漂白するときに作られます。
これは、知られている化学物質の中で最も強い発がん性があります。
動物実験においては、ごく微量でも、胎児の奇形、皮膚、肝臓の疾患、免疫系の低下と、遺伝子の障害がおこります。
ほとんどの国では使用が禁止されています。

トリブチルチン 環境汚染物質。免疫系を低下させ、ホルモンの正常な働きを妨げます。
男子の不妊を起こす可能性もあるといわれています。

塩素系漂白剤  紙を漂白するのに使われます。漂白過程で発がん性のあるダイオキシンを生成します。

塗料 紙おむつを染色する塗料の中には中枢神経系、肝臓、腎臓に障害を起こすものがあることが分かっています。



このようなことから、2010年4月から、ひまわりのお家では「紙おむつ」から布おむつへに移行しています。



将来を担う子ども達の健やかな成長と発達を常に考えながら

私達、保育者が責任を持って子ども達と関わらせて頂きたいと考えていますので、

ご面倒をおかけすると思いますが、ご了解いただきまして、

布オムツ・オムツカバーの用意と日々のお洗濯をお願い致します。  
         


また、ご不明な点があれば保育所送迎の際に保育士へお申し出下さい。

保護者様のお時間に合わせてお話をするお時間を作りたいと思います。よろしくお願いいたします。


  

布おむつ等・綿パンツをご用意いただくための目安

  0歳の 布おむつ・カバーの枚数   


   おむつ1日→10枚〜15枚位

カバー1日→4〜5枚位

 1歳〜 綿パンツ(トレパン不可)  綿パンツ1日→10枚〜15枚位

 *デニム・硬い素材以外のズボンまたは半ズボン → パンツと同様の数
 
 *渇きやすく動きやすい素材と、子どもが着脱しやすいウエスがゴム素材のもの




紙おむつと布おむつの費用の違い (概算)

 
紙おむつ
にかかる2年半のおおよその費用

 
 1日に使うおむつの枚数(0−6ヶ月)
 10枚x7日x24週x紙おむつ1枚の値段25円=42,000円

 1日に使うおむつの枚数(6−12ヶ月)
 8枚x7日x24週x紙おむつ1枚の値段28円=37,632円

 1日に使うおむつの枚数(12−30ヶ月)
 6枚x7日x76週x紙おむつ1枚の値段30円=95,760円

 合計 175,392円


布おむつにかかる1年間のおおよその費用
 

 1枚単価→約200円×約50枚=10,000円 (100枚=20,000円)

 おむつカバー約3,000円(60・70.80.90サイズに応じて)4枚ずつ=48,000円

1日に使うおむつの枚数(0−6ヶ月)
約15枚x7日x24週x布おむつ=洗濯代+洗濯干し

1日に使うおむつの枚数(6−12ヶ月)
約10枚x7日x24週x布おむつ=洗濯代+洗濯干し

10,000円+48,000円=58,000円 

   

 合計 58,000円